リビングダイニングに飾る絵のバランスについて

はじめまして、イシ様

フリーハンドイマイの今井大輔と申します。
私も絵を見たり、描いたりするのが好きで、イギリスの作家さんだと「フィルグリーンウッド」さんの版画がとても気に入っております。お部屋に絵があると言うのはとても素敵なことだと思います。まるで家族が一人増えたかのようにその絵を見るたびに優しく温かい気持ちになりますからね。

おっしゃるように絵のサイズ(額を含めたサイズでしょうか。)と壁との余裕が左右で10cmずつですと、その額は壁面に対して少し大きな印象を受けます。
ですが、窓の部分もキャンバスの余白のように見せることでその印象を和らげることができるのではないかと思います。
たとえば、窓にドレープのカーテンが掛かっているようでしたら、そのドレープを窓の左右端にまとめた時に束になったカーテンがあると窮屈に見えてしまいますので、思い切ってプレーンシェードに変えて、カーテンが絵をさえぎらないようにしてみたり・・。
レースカーテンはなるべく装飾を省いたものにして、織りの細かいものにして外の景色が室内にあまり写り込まないようにしたり・・。
また、そのレースカーテンは、壁と同じ色か、ほんの少し赤みや黄みのあるようなオフホワイトの柔らかい印象のものにしたり・・。
そうすれば、視線は他のものに邪魔されずに、ドアを開けた時にきちんと絵が映ってくるのではないかと思います。

いかがでしょうか。
参考にしていただければ幸いです。