対象:新築工事・施工
終の棲家の階段
2023/02/02 09:01
(過去ログへの回答)
新築注文住宅の設計段階において、「階高」を決める際に天井高を高く取りたいなどのご希望がありますが、階段の段数や勾配を同時に加味することが重要になります。
建築基準法施行令では階段の寸法において、幅、蹴上、踏面、踊り場位置の4つが規定されていますが、最低基準寸法は高齢者が昇り降りするには厳しい勾配になります。
一般的に使いやすい階段基準は、蹴上×2+踏面=600mmと言われてますが、ショールームなどに階段を体験できるメーカもあるので実際皆さんが使いやすいと思う勾配を体感することが大切ですね。
高齢になって2階も使用できるか否かはADLを大きく分けるポイントになります。
階段昇降機や後付エレベーターも含め、設計段階で「終の棲家」対策をしておくことを、これから新築注文住宅をお考えの方にオススメ致します。
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
048-935-4350
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