対象:家計・ライフプラン
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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リスクの許容度と資産形成をご紹介します
とおちゃん 様
初めまして、ライフ・プランの実現と資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
賢い運用とのご希望ですが、むしろご質問4のようにリスク(元本割れしない)に対応した資産運用をお答えします。
資産の運用は、何々用という目的別な管理よりも、将来必要な金額(毎年必要な額と資金の関係)に対しどのように資産を形成していくかになります(キャッシュフロー表を掲載します、参照ください)
例えば、住宅を得てローンを支払いながらお子様たちの学費を支払う、そして低年次にどれだけの資産が遺しておくか・・・など、従いまして、必要な運用利率とそれを満たす資産配分はどのようにするかの、多くのシミュレーションを考えるケースと、ご自分のリスク許容度(単年度にどの程度マイナスが出ても耐えられるか)との関連になります。
ローリスクであれば、ローリターンになります。
元本割れしない商品としてお勧めできる運用は、
1.利率の高い定期預金での、満期毎の預け替え(1年定期での運用をお勧めします)
なお、住宅財形はこのような観点からは、家を建てる際のローンに対する施策もあり、有効な手段です。
2.個人向け国債10年変動を3ヶ月ごとに購入(現時点では利回りが低いのですが、将来金利が上がれば追随します)
補足
3.リスクはありますが、国内債券を対象とするインデックス・ファンドでの積立をお勧めします。
この場合、ネット証券で、買付手数料なし(ノーロード)、信託報酬の安いものをお勧めします。
我々の年金等を管理運用しているGPIFが公表している、期待リターンは3.0%でリスクは5.42%です。これは、単年度の運用結果の95%が-5.84%〜13.82%の間に入ることを示しています。(国内債券というリスクの低い運用でも、上記運用結果のブレが発生します)
私のHPにインデックス・ファンド、日本のETF(上場投資信託)と日本で購入できる海外のETFを掲載しています。参照下さい。
http://www.officemyfp.com/idxfund-1.html
http://www.officemyfp.com/toushishintaku-7.html
なお、一般投資家のコストを考慮して、0.5%〜1%程度のリターンの減少を見込んでください。
ご質問の2.と3.に関しては、上記3.の検討をお勧めします。
4.3.よりもリスクが高くなりますが、定期預金、国内債券、外国株式、外国債券という5資産への分散投資をお勧めします(長期の資産形成では、この方法がベターと考えます)
私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している、国民年金基金連合会(均等配分型)、企業年金連合会(株式重点型)、年金積立金管理・運用(独行法)(日本債券型)の資産配分、各資産別の期待リターン(収益率)を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
はじめまして。
将来を見込んで賢い貯蓄の方法や金融商品を教えて頂ければ幸いです。
■家族構成:
夫(41歳・会社員)、妻(37歳・専業主婦)、子供(小5、小2、幼稚園年長)の5人家族。
■住… [続きを読む]
とおちゃんさん (千葉県/41歳/男性)
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