対象:お金と資産の運用
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分散投資の考え方
豆様 FPの岩川です。
どこに、どれだけ、資金を配分するかは、分散投資の悩みどころです。これが正解と言えませんが「世界経済の規模に応じた分散投資」の考え方をザックリとご案内します。
考え方は簡単です。
面積の違う「畑」に、同じ量の「種」を巻いてしまうと効率のよい成長が期待できなくなります。しかし、その面積の大きさに合わせて種を捲いてあげれば、より効率的な成長が期待できるわけです。
さらに世界経済への分散投資を考えた場合、倒産する会社と配当を出す会社のどちらが多いかと考えると、当然、配当を出す会社が圧倒的に多いことはわかりますよね。(倒産が多かったら世の中が成立しません)
つまり、世界経済に分散投資すると社会のルールから収益が期待できるという安心感も得られます。
では、どのように行うか
日本株式(TOPIX)の市場規模は約15%弱。
外国株式(MSCIコクサイ)は約85%なので、
日本株式15万、外国株式85万といった具合に配分すれば、より効率な収益が期待できるわけです。
下記の指数に連動する投資信託を利用すると手軽に資産運用ができます。
MSCIコクサイ指数連動のインデックスファンド 85%
TOPIX指数連動のインデックスファンド 15%
上記のファンドは、ネットで探せばローコストなファンドが見つかるはずです。
MSCIコクサイには、アジア(Bricsなど)は入りませんので、できれば10%(規模から見て)程度いれるといいのかも知れません。
注意点は、
価格の変動が落ち着くまでに5年以上はかかります。具体的には上下に30%、40%変動してもおかしくありません。ただ、当然の動きなので心配することはありませんが、人によっては途轍もない苦痛を感じます。この苦痛に耐えられないようであれば、債券をクッションの役目として、組み入れると変動が吸収されます。(期待収益も下がります)
回答専門家
- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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