対象:不動産投資・物件管理
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尾野 信輔
不動産投資アドバイザー
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年間の収入より取得と維持の費用
アパート経営の場合に注意しなくてはいけないことが2点あります。
税金と修繕費です。
固定資産税は、立地にもよりますが、評価は土地がメインなので、思いのほか高額になりがちです。
税金も含めたランニングコストを考えることが重要です。
また、相続、取得時には税金や登記費用がかかってきますので、そちらも計画に入れる必要があります。
また、修繕費に関しては、これも構造次第ですが、木造や軽量鉄骨造の場合マメな修繕が必要になってきます。
修繕をかけなければ、周辺物件との競争力低下を招き、ひいては入居率の低下にもつながりかねません。
5年から10年の周期が最良と思われます。
ご相談の件ですと、10年目の物件がいつ修繕をかけたのか、まだならいつかけるのか、また、その他の物件も5年以内に修繕の必要が出てまいりますので、いつ、どのくらいの費用をかけるのかがポイントになってくるでしょう。
以上が資金計画上問題なければ物件を受け継ぐ価値は十分あると思えます。
しかし、それらがクリア出来ないとすれば奥様の仰る通り精算するというのもひとつの手ではありますが、相続税などを含めた場合、最悪相殺以下のケースも考えられます。
受け継ぐにしても、精算するにしても、しっかりとした資金計画の元で再度ご検討し直してみるのも良いかもしれません。
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義父がなくなり、アパートを相続することになりました。4棟あり現在の資産価値は7000万円。(1棟は築10年、残りの3棟は築4年の物件です)
家賃収入として年間300万程度の収入が見込まれるようで… [続きを読む]
サナナママさん (北海道/35歳/女性)
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