対象:住宅設計・構造
宮原 謙治
工務店
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東南の方位を見る!
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始めまして、大阪の住宅家・幸せこだわり住宅職人謙さんです。
私の住んでいる大阪でもこのような相談は多くあります。
周囲は将来3階建ても考えられるとなると、隣地に建物が建ったから、日当りや通風が悪くなったでは様になりませんね。将来の予測対応不足ということです。
私は、住宅の設計をする時に、建築学的発想より、環境的発想をしています。その設計の基本となるには、その土地がどのような自然の恩恵を享受出きるかということの敷地環境調査です。
大気(空気・風)、太陽(紫外線・赤外線・可視光線・冬至・夏至)、湿気(水分)、地熱(地殻エネルギー)です。
特に町中の住宅は隣家との空きが少ないのが特徴です。これは、騒音や視線、話声などをデメリットとしてみるか、メリットを探しきるかで間取り計画は大きく変わります。また、南側の土地探しだけでは、なかなか予算に合う土地との出会いが少ないというジレンマをあります。
こんな時は、東南の方位がどうなっているかということを見ます。どのような障害物があるかどうかです。昔から、東南の方位は自然の恩恵のたまり所と言われて来ました。また間取り計画で東南の角をつくると、夏は風だまり、冬は陽だまりといわれたものです。
まず、土地探しをする場合はこのことを理解して下さい。そうすれば予算に合う広い土地と出会えるものと思います。
評価・お礼
ブロッサム さん
他の方とは、視点の違った回答をありがとうございます。
朝にきちんと朝日にあたることは身体のリズムを作るのに大事みたいですから、理にかなった考え方だと思います。参考にさせていただきます。
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この回答の相談
横浜近郊の駅から徒歩10分くらいで建築家に依頼して一戸建てを建てたいと思っています。
希望は、建物の床面積120平米程度、駐車スペース1台分と多少の庭がある明るくくつろげる家です。木造3… [続きを読む]
ブロッサムさん (神奈川県/39歳/女性)
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