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岩川 昌樹 専門家

岩川 昌樹
ファイナンシャルプランナー

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運用期間の決定は資産管理の一歩。

2009/08/03 20:32

初めまして、FPの岩川です。

為替は、
「更に円高になるかも知れませんが、円安になるかもしれません。」

破綻時の預金保証以前に、
・・・「なるかもしれない!」(なってほしい)という願望で、大切な資産を外貨預金にするのは、リスクが高く、くれぐれも慎重に考えましょう。

我々が投資判断を行う場合は、そのような考え方で、投資先を決定することはありません。

現在、円に換えず、ドルで保有する場合は、検討していた外貨預金というのも、一つの手段です。

仮に、海外銀行口座の閉鎖などのため、一時的に日本送金し、外貨預金やドル建MMFに預けるのであれば、それも良いでしょう。

しかし仮に、5年、10年と長期寝かせる事が可能な資金であれば、
「外貨預金」や「ドル建MMF」を購入するよりも、
「5年米国債」や「償還が5年以上の米国債券を組み入れた債券ファンド」の方が、
リターンは良くなります。

つまり、運用期間を決定するだけで、
同じ為替のリスクを取っているのに、リターンに違いが出るということです。

同じリスクなら、リターンの高い商品
同じリターンなら、リスクの低い商品を選択できるように
まず、資金の目的を明確化させましょう。

使用目的、運用期間を決定することは、資産形成の一歩です。

たとえ、現在が円高であろうとも、目的に沿った資産形成プランが立てば、円転換が有利か、ドルの継続保有が有利か判断できるはずです。
また、目的によっては、定期的に円転換を行えば、最も安い評価で転換することは避けられます。

いずれにしても、いつ頃、何処の国で、何のために使用するのか決定しましょう。

補足

お時間あれば、ご覧下さい。
http://toushinmkt.seesaa.net/article/116661058.html

↓上記の内容と重複する箇所もありますが
http://www.fpbrain.co.jp/topic/index_03.html


ご不明な点があれば、気軽にご質問下さい。

回答専門家

岩川 昌樹
岩川 昌樹
( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
043-306-5800
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します

お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。

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この回答の相談

外貨資産の管理

マネー 家計・ライフプラン 2009/08/03 17:15

5年前に結婚し、以後主人の海外転勤に伴い、東南アジアで生活しています(子供はいません)年内に任期が終わり、日本に戻ることになりました。
現在の夫婦の貯金は、結婚前にそれぞれ貯めていたもの(400万くらい… [続きを読む]

りんご999さん (静岡県/31歳/女性)

このQ&Aの回答

ドルでの運用の手法と資産配分のお勧め 吉野 充巨(ファイナンシャルプランナー) 2009/08/03 18:07
円・米ドル半々に 小林 治行(ファイナンシャルプランナー) 2009/08/03 18:39
外貨建の金融商品で運用を 阿部 雅代(ファイナンシャルプランナー) 2009/08/04 06:10

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