フラット35では基本的に勤続年数が考慮されません

ハッピーハウスの真山(さのやま)です。

勤続年数だけの問題であれば、
フラット35を使用して住宅ローンを組むことが可能です。
フラット35では、現在就労していればその勤続年数を
問われることはありませんので、
今回のケースでは、相性が良いと思われます。

ただし、フラット35を使用する場合には、
物件がフラット35に対応していることが必須になります。
検討している物件で、適合証明書がとれるのかどうかを
不動産業者に確認してみてください。


適合証明書がとれないのであれば、
銀行の住宅ローンを使用する必要があります。
最近の住宅ローンの審査は、二極化の傾向が強くなってきています。
俗に「属性(ぞくせい)」と言われる個人の年収、勤務先、勤続年数等
の条件が良い人には、より良い条件で融資を行い、
昔であれば、融資条件が悪いけれども貸してくれたケースで
否認される場合が多くなりました。

今回のご相談内容で、転職してからの期間が分からないので
確実なことはいえませんが、銀行での住宅ローンが通るのかどうかに関しては
とても微妙なケースだと思います。

審査におけるプラス部分としては、
　・自己資金が多い
　・返済比率に余裕がある
　・薬剤師という資格を持っている
等があげられます。

逆にマイナスな部分としては、
　・勤続年数が少ない。
　・独身である。
になります。
最近の傾向で、独身であることは、
住宅ローン審査において大きなマイナスとなるので、
結婚予定や、親との同居等の住宅購入に関する根拠も
準備しておいた方が良いと思います。

勤続年数に関しては、少なくとも3ヶ月以上の
正社員としての給与明細が必要となると思われます。

一度、事前審査で確認をしてみたら良いかと思います。

少しでもお役に立てれば幸いです。