対象:経営コンサルティング
睦好 正治
経営コンサルタント
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メリットは独自業務に柔軟に対応可能なこと
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*アウトソーシングしないメリット
**迅速な経営判断が可能に
自社内で日常の会計・経理の業務が完了できるのであれば、必要な時に、より新しい会計上の数値を参照することができ、迅速に経営判断が行えるようになります。例えば、日次決算が可能になり、早期に経営上の問題点を発見し、リアルタイムに改善を行うことができます。
**機密漏洩の防止
情報漏えいを危惧し、外部に委託を躊躇している経営者様も多くいます。
**流動性はあるようでない
確かに、ご指摘のとおり、人には流動性リスクがつきものです。しかし、経理業務であれば、その会社、その業界独自の商習慣があり、担当者が、きめ細かく対応する面白味を感じれば、そうなかなか転職したりしないものです。
**それでも心配なら親類縁者で固める
小規模企業であるのは、経理は親族が行っている場合がよく見受けられます。これは、1つの流動性対策とも言えます。
**士業は、幅広い業種に対応することが必要
各種士業として独立するのであれば、業界を超えた普遍的な知識体系を修得しなければなりません。しかし、勤務先企業1社の経理業務であれば、自社と取引先のビジネスについて理解しておけば、日常の業務はこなせます。ここに流動性を阻むハードルがあります。
総務部についても同様です。給与計算など、その会社独自、その業界独自のルールにのっとって処理されることがほとんどで、なかなか、独自ルールに柔軟に対応してくれる、各種士業を探すのが面倒です。
''もちろん、柔軟に対応できる気の利くサービスを提供する企業があれば、アウトソーシング可能です。''
*ホワイトカラーの今後
私見ですが、日本のホワイトカラー層はなくなりません。近い将来、労働市場が国際的に開くことが予想されます。その際、海外からのホワイトカラーから日本人として差別化をはかる必要があると考えます。日本人にしかできないことは何か?それを問い続けてください。
評価・お礼
buyout さん
とても為になりました!素晴らしい回答有難うございました!
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この回答の相談
企業が各種士業などにアウトソーシングせずに自社内で経理や総務などの人員を抱えるメリットはどういった点なのでしょうか?個人的には人は流動性リスクがあり福利厚生などの経費が発生するので負担ではない… [続きを読む]
buyoutさん
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