対象:経営コンサルティング
この会社の経営状況・財務・資金繰りは確認しましょう
ご相談者様、
こんにちは。山本 雅暁です。
このたび、ご相談くださり有難うございます。
私は、私は、会社勤務時にアライアンスを担当しておりました。現在でもクライアント企業の要請により他社とのアライアンスや契約締結時の交渉の支援を行っています。
この経験に基づいて考えを述べます。
知人の方からの情報は、いわゆる''風評''です。
この風評が出る要因は幾つか考えられますが、ご主人がこの企業から大きな受注を受けた状況では慎重に確認した方が良いと思います。
風評が出る要因の一つに、この企業の取引先がこの企業からの支払い遅延などに直面した場合があります。
これが事実だとすると、ご主人の会社は、この企業から売掛金の回収が遅れたり、最悪は回収不能になる事態に遭遇します。
このリスクを避けるために、知人の方にこの風評の出どころや理由について可能な限り確認することをお勧めします。
必要があれば、知人の方にさらに良く知っている人を紹介してもらう事も考えましょう。
一般的には風評が出ますと、当該企業に対する信用は傷つきます。
根拠がない風評は相手にする必要がありませんが、現在の経済環境下では慎重に確認した方が安全です。
知人の方の情報次第では、他の回答者が述べていますように、''商工データバンク''か''東京商工リサーチ''などの調査機関を通じて信用調査(特に資金繰り)することも必要かもしれません。
アライアンス先を探したり、交渉する時には、相手が知らない企業であれば、必要に応じて信用調査を行います。
企業と企業の関係は、信頼の上に成り立っています。
一般的に風評のある企業との関係は慎重になります。
信頼を持つうえでも、相手先企業の風評の内容確認は絶対に必要です。
ぜひご主人を説得してください。
ご質問やご不明な点がありましたら、何時でもご連絡下さい。
よろしくお願いいたします。
以上、
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁
回答専門家
- 山本 雅暁
- ( 神奈川県 / 経営コンサルタント )
- グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 代表
起業・企業存続の為の経営戦略立案・実行と、ビジネススキル向上
起業及び、事業拡大や経営合理化を目指す企業に対して経営コンサルを行います。大手メーカーで得た経験を活かし、補助金活用、アライアンスやM&A、市場分析に基づいた事業戦略策定・実行や事業再生を支援します。OJT研修でのビジネススキル向上を支援します。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
私の主人は小規模なのですが会社を経営しています。ここ数年、あまり良い経営状態ではないようです。先日、ある企業から大きな受注を受けたと聞き少し安心したのですが、知人から「あの会社は危ないという噂を… [続きを読む]
かおるんさん (茨城県/39歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A