対象:体の不調・各部の痛み
吉川 祐介
カイロプラクター
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腕の痛み
肩から腕の付け値にかけての激しい痛みがあり、動かさなくても痛みを感じる様なケースでは、まず関節炎を疑いますが、整形外科の検査では見つからなかったようなので、棘上筋という肩を動かす筋肉の腱に炎症がありそうな感じですね。
その筋肉には血流が少ない弱点がもともとあって、年齢とともにカルシウムが沈着して炎症を起こす前段階になっていることがあり、なにかのきっかけで炎症を起こしてひどい痛みになることがあります。
女性はなで肩だったり、肩が前にでているような姿勢になりやすく、そうするとその弱点部分に力学的なストレスが常にかかることになってしまうため、さして肩を上げ下げするようなことがなくても傷めてしまうケースがあります。
1、2週間は痛みを強く感じるような動作を避けたほうがよいのですが、癒着を防ぐために、お辞儀の姿勢で腕をぶら下げて、振り子のようにぶらぶらと動かすような運動を、痛みのない範囲ですると良いでしょう。痛みがひどくてまったく動かせないなら、肩を氷のうで十分〜十五分冷やすしてあげると、痛みを和らげることができます。和らぐようなら、最高1時間に1回までアイシングできます。
そのまま痛みが軽くなったとしても、炎症部分に癒着が残って肩の機能回復が不十分になったり、腱が変性を起こして切れやすくなったりすることも考えられます。再発を防ぐためにも、もともとある肩・頚部・胸部全体のアンバランスを解消したいところです。できれば、カイロプラクターなどの専門家のもとでケアを受けられることをお薦めします。
どうぞお大事になさってください。
吉川祐介 Wecareカイロプラクティック&ナチュラルケア
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