対象:人材育成
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本田 和盛
経営コンサルタント
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研修のカプセル効果
凄腕社労士の本田和盛です。
研修の効果を「やる気」や「モティべーション」、「自己実現欲求」
の高まりであると捉えると、おっしゃるとおり効果は維持できませ
ん。一時流行した、ワークショップ型研修で「やる気」を上げる
ことを目的とした研修は、やってる時は楽しいですが、効果が
持続せず、大金をどぶに捨てることになりました。
研修室ではあれほど高かった「やる気」が、研修室を出たとたん
消滅することを、昔から「研修のカプセル効果」と呼んでいます。
研修室というカプセルの中だけの効果という意味です。
スキルや知識を身につけることを目的とした研修は、地味ですが
一番効果があります。パソコン研修やプレゼンテーション研修など
スキル系の研修は、職場に戻っても結構活かされているのでは
ないでしょうか?
マネジメント系の意識変革研修では、ヒューマンアセスメント研修
が一番効果があると思います。非常に地味ですが、日本でも40年以上
の歴史がある知る人ぞ知る研修です。演習を通じて、自分自身の気づ
かない特性や能力・傾向を知ることで、受講生は非常にショックを
受けます。しかし人は、基本的に自分のことを知りたいという欲求
が強いので、アセッサー(講師)の助言・アドバイスを真剣に聞き、
自らを改めようと動機づけられます。
アセスメントは、心理学の素養がベースとなっていますので、講師
もいわゆる研修講師ではなく、特別の訓練を受けたアセッサーが担当
します。私も普通の研修講師からスタートし、バリエーションを増や
してきましたが、ヒューマンアセスメント研修をするようになってか
ら、研修で「人が変わる」ということを実感するようになりました。
ご興味がありましたら、ご質問ください。
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この回答の相談
社内の情報共有、あるいは部下の育成を目的として中間管理者層の研修を実施すると、研修当日、非常に暑い話し合いがなされた結果、意識付けもうまく出来、研修の効果もあったと感じられる時があります。
し… [続きを読む]
rydeen1999さん (埼玉県/46歳/男性)
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