対象:財務・資金調達
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銀行の貸し渋りと自己資本比率の関係
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自己資本とは、他人に返済する義務のない自分の手元資金だと考えてください。
その手元資金を銀行が誰かに100万円融資したとします。しかし必ず全額回収できるとは限りません。銀行はその回収不能額を債務(引当金)として見積計上しなければなりません。
100万円の貸付(資産)をしても債務として引当金を設定しなければなりませんので、資産としては目減りすることになります。すなわち回収できる可能性は100万円より少なくなる可能性があるということです。
従って、100%回収できる確信があれば自己資本比率に影響はありませんが、会計制度上引当金を設定することになりますので、自己資本比率は低下することになります。
貸し渋りの原因はそれだけではありません。使い道、返済が可能か、利益の裏付けとして現金が入っているか、、融資の書類につじつまが合っているか・・・・
いろんな要素があります。
金融機関としては、貸したお金は、お金で返してもらう。それが基本です。
お金の裏付けのある利益があってこそ、融資が可能になります。
評価・お礼
gardenk さん
よく分かりました。
ありがとうございました。
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この回答の相談
以前ですが、銀行の貸し渋りの原因は「自己資本比率の低下防止」と、よく言われたことと思います。
そこでお尋ねしたいのですが、融資をすることがどのように自己資本比率に関係しているのか、教えて下さい。
gardenkさん (東京都/52歳/男性)
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