対象:システム開発・導入
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井上 みやび子
Webエンジニア
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耐用年数を考えて業者選択を
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はじめまして。ウェブウェア・オルグの井上と申します。
技術的な観点で言えば、よっぽど独特な技術を利用したシステムでない限り他社でも改修はできます。
ただし「妥当な費用と期間で」という事になると色々な条件が関わってきます。
仕様書もない場合はまず見積をするのに調査のための工数がかかりますので予算感が全く見えずに入口でお断りしてしまう場合があります。(改修をご依頼される側からしても、「引き受けられるかどうかを見極めるためにまずいくら」と言われてもおそらく発注しにくいですよね。)
あとは、前任・後任の会社が似たような技術をもち、同等のレベルの開発に対応可能である事などもポイントになってきます。ある程度技術がないと他社が作ったものの改修ができませんが、前任の会社に比べて後任の会社のレベルがあまりにも高すぎると、逆にまた改修ではなく全部作りかえのような対応しかできなくなってしまいます。そういった事を見極めるためにも、仕様書は重要な判断要素になります。
いずれにせよ、
・他社が作ったものをまず理解し
・場合によっては不慣れな方法での改修を行う
ので、開発業者を変える場合ある程度のコスト追加はやむを得ません。
まずはシステムの耐用年数とその会社の実績や継続年数などを量りにかけながら、そのシステム利用中はお任せできそうな構築業者をご選択されるのがよいかと思います。
その上で、担保として開発者向けの仕様書を作成していただくとよいでしょう。ただし仕様書作成はコーディングより手間がかかると言われていますので、あまり細かいものを要求すると見積が高くなってしまいます。「万一の時に開発を他の業者に頼めるように」や「機能追加を検討する経営者向け資料として」など、目的を合わせて作成を依頼するとよいと思います。
ご参考になれば幸いです。
小規模 Web システム開発 ウェブウェア・オルグ
評価・お礼
タミ さん
仕様書があれば他社でも改修できることがわかり安心できました。
一言で仕様書と言っても目的が明確でないと作りにくいようですね。
今回のアドバイスを参考にシステム会社と仕様書の要求レベルを確認していきたいと思います。
ありがとうございました。
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タミさん (新潟県/43歳/男性)
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