交渉の秘訣

補足

交渉の際、大事なのは自分が売主だったらどう思うかという観点です。

契約条件交渉は、価格だけが交渉材料ではありません。
引渡日や引渡しの状態などもひっくるめて取引の材料です。

したがって金額だけ交渉して双方納得しても、そのほかの条件が合わないと、契約になりません。

価格だけ先に決めると、双方の思い込みの違いが分かった時に、調整が付きにくくなります。

例えば、100万円値引きしてもらい喜んでいたところ、ハウスクリーニングはしてもらえるのが当然だと思っていたとします。しかし引き渡されたのを見て、全然綺麗になっていない！とﾄﾗﾌﾞﾙになることも。

その売主にしてみれば、値引きしてあげたんだから文句を言ってほしくない！と。


担当者とよく相談して、修繕のことで交渉していくか、価格面で交渉していくか、作戦を練りましょう。

一度条件を決めたら、後から後から「そういうば、やっぱりこれもこうしたい、あれもこうしたい」と付け加えていくと、売主にとっては嫌な話になります。

自分が売り手だったら売りたくなくなるかも知れません。

ただ、交渉は営業マンがするので、その担当者にはざっくり希望を伝えましょう。
どこまで交渉できるかは、やってみないとわからないので、思いつく希望をぶつけて見ましょう！

相手を尊重しつつ、希望を主張すればうまくいくと思いますよ。