対象:ISO・規格認証
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奥村 朋子
経営コンサルタント
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ISO9000sは道具です。使い手の使い方次第です。
はじめまして。アムシックの奥村です。
ISO9000sは、用語の定義:ISO9000、第三者認証審査の基準にもなっている要求事項:ISO9001、パフォーマンス改善の指針:ISO9004で構成されています。
さて、ISO9000sのモデル(品質マネジメントシステム)は、まずは、達成したい“狙い”を定め、その“狙い”を達成するために、誰が、いつ(どんなタイミングで)、何を、どのように行うか、を決め、実行し、上手く言っているか?をチェックし、必要ならば改善の手を打つというものです。
ISO9001が利益に貢献するかどうかは、当該組織が“利益に貢献する”ことを狙ってISO9001を導入し、“利益に貢献する”ことを達成するために、誰が、いつ、何を、どのように行うかという施策を策定し、計画通り実行されているか?によります。
つまり、利益に貢献しないようにすることも、利益に貢献するようにすることも、どちらも可能だということです。
一方で、狙いを定めずに、右ならえで導入した場合、そこに現れる結果は、そもそもが“狙っていない”のですから、利益に貢献しても、しなくても、それは、全て偶然の産物に過ぎません。
道具は使い手次第で、良いものにも、良くないものにもなり得ます。
どう使うか、どのように使うかで、結果は違います。
ISO9001を役立たずにするのか、素晴らしい道具として使うのかは、それを導入した組織次第です。
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この回答の相談
ある収益改善コンサルタントの本を読んでいます。読みやすくてためになりますが、その人いわくその中でISO9000は1円も企業利益に貢献しないということがわかったらしいです。
専門家の方からのISOは利益に貢献しないかどうかのコメント
をできればありがたいです。
ポプラさん (埼玉県/34歳/男性)
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