対象:インテリアコーディネート
安井 正
建築家
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効果はあります。
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こんにちは。
クラフトサイエンスの安井正です。
ブラインドを閉めた状態ならば、ブラインドとガラス面との間に空気層ができて、そこが断熱効果を生むと考えられます。ブラインドの四周にできる隙間が大きいと、その空気層の空気が常に入れ替わって断熱効果が弱まりますので、窓枠との隙間は小さい方がいいですね。
厚手のカーテンをプラスすることは効果が大きいです。
カーテンとブラインドとの間に空気層がプラスされることに加えて、ブラインドよりも厚手のカーテンのほうが面的な熱の逃げが圧倒的に少ないからです。厚手の布地の方が薄い金属板よりも熱が伝わりにくいのは誰もが実感して知っていることですね。
窓面に空気層をつくるという意味では、障子も効果があります。紙一枚でも、障子を閉めれば一定の空気層ができるからです。
ガラス面を床から天井までいっぱいにとるデザインは、開放感もあって気持ちよく、またモダンデザインの常套手段といってよいと思いますが、熱損失が大きいので、カーテンをつける、ペアガラスを使用するといった配慮が必要です。
写真の家では、カーテンを上下に分割して人の出入りをするところは軽く開けられるようにしました。カーテンも厚手になるとけっこう重いですから。
評価・お礼
coccoro さん
ありがとうございました。
カーテンに保温の効果があるというのはなんとなく知っていましたが、現在ブラインドがついているため、重ねてつける事になるので躊躇しておりました、、、、(新築に入居したばかりでブラインドを外すわけにもいかず)
的確に回答いただき決心できました!
ありがとうございます。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
現在、壁一面のガラスにはブラインドがつけられていますが、ブラインドに冷気を防ぐ効果はあるのでしょうか?
寒さ対策に厚地のカーテンをプラスしようかと考えていますが、効果ありますでしょうか?
天井も壁もコンクリートで条件は悪いですが、床にもじゅうたんを敷き詰めました。。。
coccoroさん (兵庫県/35歳/女性)
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