対象:住宅設計・構造
仕上の内容で違います。
住宅の打ち放しコンクリートは内容を分けて考える必要が有ります。
A.外壁、内壁共打ち放し仕上げ
B.外壁は打ち放し仕上げ、内壁は別の仕上
Aの場合壁は断熱効果が有りませんから外気温の影響が出ますので室内
は冷暖房機の依存度が高くなり結露は起こりやすい環境です。
Bの場合、室内側を断熱して下地を造る事により結露は起こりにくくす
る事が出来ます。
通気性とかびに付いてですが、通気性とかびは換気の問題ですので打ち
放し仕上だから悪いと言う事にはなりません。新築する住宅であれば室
内換気を行う事を義務付けられていて、コンクリートなどの構造体の場
合機械で換気を行う事になりますが、その場合2時間に1回の割合で室
内の空気が全て入れ替わる計算で機械を決めます。従いまして通気性で
のかびの問題は軽減されますが、Aの仕上の場合は壁が吸湿性が有りま
せんから、空気が淀む所はかびが生えやすくなります。Bの仕上の場合
でも壁の仕上材に拠っては同じ事が言えます。コンクリート打ち放し仕
上げの場合、外壁に面した壁には家具などを置かないような暮らし方を
されたほうが良いと言えます。参考にして下さい。
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