対象:住宅設計・構造
単に面倒だと思っているなだけですよ^^
ちびねこさん、おはよう御座います。大阪で設計事務所をしています。
これから着工と云う事ですが、建築確認書や確認済み書は現在何方が保有されてますか?
そこには、構造計算書が添付されていますし、竣工引渡し時には完了検査済み書と共に
建築確認書もちびねこさんに引き渡されるハズです。
現在、確認したいと云うのであれば、会社に掛け合えばどうにでもなる内容かと思います。
いずれは、内容の全てを建築主に渡さなければいけない書類ですので、時期が早いか遅いか
だけの問題です。
それよりも、構造計算書だけ確認してもあまり意味がありません。ご自身で確認されるのか
専門家に確認してもらうのかにもよりますが、安全を設計段階で確認されたいのであれば
専門家に任せられた方が良いと思います。
そうなれば、構造計算書だけでは不足で構造図面が必要になります。構造計算書に基づいて
構造図が作成されているかが重要です。構造設計者と意匠設計者が違う場合、意匠図も
構造図と間に不一致が無いか確認する必要があります。
基礎検査・上棟後の軸組の構造検査と現場での検査がありますが、現場では図面と現場が
一致しているかの照合作業が殆どで、計算書までフィードバックして検査を行う事は
しません。
姉歯事件以前でしたら、回答が変わっていたと思いますが、あの事件以後はもし不安と
感じられるのであれば、ご自身で第三者を立てられてオバザーバーとなって頂く事も
必要かも知れませんね。
回答専門家
- 福味 健治
- ( 大阪府 / 建築家 )
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A