対象:住宅設計・構造
一般的には遮音は質量に比例します。
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大阪で設計事務所をしています。
振動音の原因により対処法が異なります。
ドシンドシンと子供が高いところから飛び降りる様な音は梁背を大きくしたり
スパンが短くなる様に床組を考えることである程度解消します。
コツコツ音はフロアの下にゴム系の遮音材を入れると効果があります。
トイレの排水音は階下に部屋とは独立したパイプスペースを設け遮音板で
囲む等の処置をします。
水道を止めるとコツコツと音が鳴る事があります(ウォーターハンマー現象)
が、給水パイプの支持を細かく行うことで解消します。
但し、どの様な方法を用いても、鉄筋コンクリート造の建物ほどの遮音性能は
ありませんので、入居前に入居者に理解を求めることがトラブル解消の
一番の方策かと思います。
評価・お礼
小家 さん
早々のアドバイスをありがとうございました。
振動にも違いがあるのですね。参考にさせて頂きます。
回答専門家
- 福味 健治
- ( 大阪府 / 建築家 )
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
木造2階建、階層別賃貸併用住宅を検討しております。
2階からの振動音を少しでも防ぐ方法を教えて頂きたいです。
宜しくお願いします。
小家さん (神奈川県/38歳/男性)
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