対象:生命保険・医療保険
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公的保険の仕組みを理解して医療保険を考えましょう
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はじめましてhirorin11様 FPの山宮と申します。
現状の公的保険の仕組みを理解して医療保険を考えましょう。
**公的保険の高額療養費制度について
健康保険には医療費が高額の場合、高額療養費制度と言うのがありまして、
年収に応じて一定額以上の自己負担分が後から返還される制度があります。
したがってこの一定額までの部分と食事療養費、生活療養費、差額ベット
代等に該当する部分を医療保険で補完することを考慮するのも一つの考え
方です。
この入院に係る高額療養費は19年4月より一医療機関ごとの窓口での支払
を自己負担限度額までにとどめることができるようになりました。
(事前に手続きが必要です)
従って実質負担する医療費だけを支払えばよくなりました。
**健康保険組合独自の給付について
会社独自の健康保険組合の場合には、付加給付と言いまして、組合独自の
給付をしているところがありますので、この付加給付がある場合は、更に
自己負担額が少なくなります。
(各健康保険組合は高齢者医療への拠出金や医療給付費の増加で見直しを
図る傾向があります)
一度付加給付もどの程度のものなのか確認してみましょう。
**がん保険について
がんは40代から60代にかけては死亡数の中での割合が高くなります。
また、再発の可能性もありうる疾病です。
従ってがん保険の場合は入院給付日数の制限がないのが一般的であり、長期
入院に備えることができたり、再発の場合でも適用されます。
まずは公的保険の利用を把握して、その不足分を医療保険やがん保険で
カバーすることを考えましょう。
ただし、現在は世界の中でも優良な公的保険制度ですが、今後の更なる高齢
化による医療費の増大により、給付内容の見直しがあるリスクは頭の中に
入れておいた方が良いと思います。
評価・お礼
hirorin11 さん
回答ありがとうございました。
公的保険の高額療養費制度については以前から知ってはいましたが
19年4月より一医療機関ごとの窓口での支払
を自己負担限度額までにとどめることができるようになったということは初耳でした。
色々と検討してみます。
回答専門家
- 山宮 達也
- ( 神奈川県 / ファイナンシャルプランナー )
相談者自身が考えて行動を起こせることを目指します
知らないと損することが多い世の中です。保険や公的な手続きは、自分からアクションを起こさないと得られるものはありません。相談者のお話をよくお聞きして、相談者自身が自らアクションを起こせるようなアドバイスを行ってまいります。
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