対象:マッサージ・手技療法
円皮鍼・皮内鍼について
鍼灸指圧師の室田です。
当院では治療後にまだ残るトリガーポイント(痛みの出現する点)に対して皮内鍼を良く用います。
急性の腰痛などで一度では取りきれない痛みの残るポイントに皮内鍼を用いる事で次回の治療までの自然治癒力を更新させることが狙いです。
人の身体には体内に異物を感じると、その部分にリンパ球が集まり、改善しようとする働きが高まるのです。
つぼに貼るる場合も同じです。
ツボ(経穴)というのは反応点であり、治療点だからです。
経験上、腰痛などでは痛みの出現ポイントをその時々で追いかけて皮内鍼をおく事によって、広範囲の痛みから痛みの出現ポイントがどんどんハッキリしてきます。
私は魔法のように1発で治す仙人ではありませんので、本人の治る力とそのための時間が必要です。
皮内鍼等は実際に行う治療と治療との間で、本人の内面の治る力を外側からちょっと手助けしているモノだとお考え下さい。
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この回答の相談
鍼灸院に通い始めました。
肩と背中、腰が慢性的に痛んでいたところ、小さな鍼のついたシール(?)のようなものをつけてもらいました。
なんとなく効いているような気もするのですが、正直言ってあまり実… [続きを読む]
わくわくさん (神奈川県/37歳/男性)
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