対象:借金・債務整理
実家の倒産
シーマさんにご回答いたします。
1 保証人としての責任
あなたが保証人としての署名押印をしていなければ、債権者から請求を受けることはありません。
ア たとえば、会社が金融機関から借入をしている際に、あなたが保証人として署名押印をされていれば、保証人としての責任があります(あなたのお母様は連帯保証をされていますので残念ながらこの責任があります)。
イ 同様に、取引先との契約関係についても、基本契約等で保証をされていれば保証人としての責任があります。
2 取締役としての責任
なお、以上のほかに、取締役としての責任の問題があります。
ア あなたが取締役としての義務に違反して会社に損害を与えた場合や、
イ 取締役であるあなたが悪意または重過失によって会社以外の第三者に損害を与えた場合
の損害賠償責任です。
ただ、中小企業の場合にここまで問題が広がることは少ないです。
なお、私のQ&Aの「会社の倒産に関して」の回答も参考になさってください。
弁護士 財津守正
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