対象:教育資金・教育ローン
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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リスクに応じた商品と資産配分のご紹介
kanacha 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
リスクに応じた商品と運用法をお伝えします。
1.元本割れリスクのない商品では、
ネットバンクの定期預金と個人向け国債10年変動利率をお勧めします。国債は日本国の借入証書です。最も信頼性が高く元本の毀損が無い商品としてお勧めできます。
10年間という長期間の運用が可能で、利率が固定されず、市中金利に連動します。1万円から購入できます。そして、1年間保有された後は、何時でも前2回分の受け取り利息を返却すれば元本が戻ります。
2.元本割れリスクの低い商品(過去10年で1度だけ元本割れが取りざたされました)として
、円のMMF(公社債投信の1種です)をお勧めします。ネットバンクの定期預金の利率には劣りますが購入後1ヶ月経つと何時でも解約できますから、使い勝手の良い商品です。
此方は証券会社で購入できます。実績利回りですので、商品を選んでご購入ください。
定期預金金利とMMFの利回りを確認するには、下記を参照ください。
http://markets.nikkei.co.jp/plan/ratelist.aspx
3.リスクを抑えた分散投資をお勧めします。
様々な実証研究によれば資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。
私は、定期預金(ネットバンクが金利が高めでお勧めです)、日本債券(国債)、日本株式、外国債券、外国株式、5資産クラスへの投資配分をお勧めします。
定期預金と国債は元本が保証された商品です。これに加えた3資産クラスに均等に資金を配分した際の、期待収益率は5.2%でリスクが11.4%になります。これは、年間の運用成績の68%が-6.2%〜16.6%に間に入ることを示しています。また、最悪ケースでは-17.6%の損失を蒙ることがあります。
補足
従いまして、kanacha様が損失を幾らまで我慢できるかで、この3資産の商品を購入できるかが決まります。
例えば50万円の損失までとなれば、50万円÷17.6%=284万円をこの3資産に配分することになります。そして、900万円-284万円=616万円を定期預金と国債に配分することになります。
このような資産配分であれば、リスクををコントロールしてリターンが得られます。
長期間の資産運用のセオリーとしてお勧めします。
購入する商品は、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています従いまして、3子三クラスのものを1つずつ購入するだけで済みます。
私のHPにインデックス・ファンド、日本のETF(上場投資信託)と日本で購入できる海外のETFを掲載しています。ご参照下さい。
http://www.officemyfp.com/toushishintaku-7.html
9日土曜日午後にこれら「投資の基本知識を得る」セミナーを開催します。
http://www.officemyfp.com/seminerannai.htm
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この回答の相談
会社員の夫と自営の私の二人家族、今月子供が産まれます。昨年末まで共働きでしたが、現在は夫の収入のみで以下のような家計になっています。
<収入>
月額18万円~20万円
ボ… [続きを読む]
kanachaさん (神奈川県/38歳/女性)
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