対象:住宅設計・構造
宮原 謙治
工務店
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西の窓は要注意の窓と言われます。
大阪の住宅家・幸せこだわり住宅職人謙さんです。
日頃、打ち合わせで西窓の計画は気を使います。
最近の経験で、西側道路の家の窓のことがあります。
この家は、二階建て住宅で、二階がLDKです。
西側にH=970ミリ・W=1690ミリの窓を設けました。ガラスは複層ガラス(ペアガラス)です。外は気温30度、窓の手を当てたら、超びっくりです。火傷をしてしまうのかと思うぐらいの高温でした。『これ何・・?』
同じ西側の2階の小窓H=770ミリ・W=780ミリは単体ガラスです。手を当ててみましたがどうということはありませんでした。
『複層より単体ガラスの方が良いじゃん・・!』 こんな会話がありました。
西日対策は、窓だけでは解決できません。外壁が西日によって暑くなったり、冷えたりしますので、外壁の遮熱を検討されたりどうでしょうか?
それから、窓庇も必要ですね。すだれを吊れば暑さ対策になります。
また、地窓を設ければ、特に残暑の暑さを和らげてくれます。立秋(残暑見舞いの時期)になれば、西からの風が多くなりすから最適ですよ。小さな窓(引き違い・すべり出し)で十分です。
昔から、西の窓は要注意の窓として、大きくしませんでした。西日は赤外線が多く含まれ、熱光線のデメリットを知っていたからでしょう。
予算調整中とのことですが、単体ガラスに遮熱フイルムという手もあります。
どうぞ、頑張ってください。。。
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