対象:労働問題・仕事の法律
ご主人と更によく話し合ってみては
管理監督者というのは出退勤や仕事の進め方の自由度、職務権限の度合、責任に応じた報酬などを実態に合わせて総合的に判断されるので、御質問にある通りの内容だと、確かに「名ばかり管理職」の要素は多いと思います。また管理監督者でも深夜勤務には割増賃金(0.25倍)の支給が必要です。
ではどうするかを考えた時、法律をもとに会社に対応を改めてもらうよう行動する方法はありますが、社外の機関を巻き込んだりしての争いになるケースもありますし、御主人が会社を信頼しているということであれば、すぐにこのような対応は取りづらいのだと思いますし、あまり得策とも言えないように思います。
そもそも御主人が会社を信頼していることには、何らかの根拠や理由があると思います。場合によると会社の経営状況などに絡んでの協力を求められた結果かもしれません。一方、家計を預かる身としては、給与が37万から23万になるということでは、生活が立ち行かなくなってしまうと思います。管理職になったからといって、これほど給与が下がるのは一般的に言って尋常ではありません。
ですからもう少し御主人に会社の状況などを聞き、お互いの考えを話し合ってはいかがでしょうか。他の「主幹」の方も同じような給与水準なのか、もう少し元の水準に近づけるように交渉する余地は無いのか、賞与の見通し等。
もちろん、今後会社が過重労働を強いて来たり、誠意の無い対応が目立ったりするようであれば、社外機関(労基署など)を交えての対応が必要になることもあると思います。
回答専門家

- 小笠原 隆夫
- ( 東京都 / 経営コンサルタント )
- ユニティ・サポート 代表
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