対象:精神疾患治療
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離人症とは
離人症とは、自分らしさがなく、自分の意志で行っている確かな実感が薄れ、生活全般が受け身になる症状です。内的体験の変容を意識する''内界意識離人症''、外の対象が生き生きと感じられない''外界意識離人症''、空腹・満腹がつまめないなど身体感覚の疎隔を感じる''身体意識離人症''とに分けられます(精神医学エッセンスより)。
離人症はそれ単独で生じることは少なく、神経症やうつ病の一症状、統合失調症の前駆症状として生じることが多いです。つきましては、原疾患を特定して治療することが望まれます。治療としては薬物・心理・社会的な方法をバランスよく取り入れることをお勧め致します。
なお、力動的精神療法・認知行動療法・内観療法とも心理療法の一つで、面接や言葉を介した治療手段です。どれも効果的だと思いますが、どの治療法が最も離人症に適切なのかは申せません。
病状が改善しない時には主治医にご相談され、大学病院など高次医療機関に紹介していただき、診断・治療方針を再考していかがでしょう。ご心配でしょうが、どうぞお大事にして下さい。
銀座泰明クリニック
回答専門家

- 茅野 分
- ( 東京都 / 医師(精神科) )
- 銀座泰明クリニック 院長
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。
東京・銀座の心療内科・精神科です。夜間・土曜も診療しております。都会で毎日、忙しく過ごされている方々へ、心身の健康をサポートいたします。不眠、不安、うつ病などに関して、お気軽にご相談ください。
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