対象:ペットの医療・健康
ネコの糖尿病
現在日本で、ネコの糖尿病に使えるインスリンは限られていますが、それでも幾つかあります。ゲラルギンという長時間タイプが中心となっていますが、このインスリンだけでは、うまくコントロールできない場合もたくさんありますので、他のタイプと併用します。理想的には200前後をうろうろして欲しいのですが、なかなかうまくいきません。ですから、2、3週間入院は、普通のことです。特に入院時に、アシドーシスがひどい場合には、その対策だけでも1週間近くはかかってしまいます。11日間の入院で、そこそこのコントロールにたどりついた病院には、『よくやりましたね。』と言ってあげたいと思います。インスリンの量につきましては、他のネコちゃんの量とは全く違います。だから時間が掛かるのです。
補足
当院でもご自宅で血糖値検査をご希望方には、院内で飼っている猫を使って採血の練習していただいています。上腕、足の内側など、病院スタッフが採血するのと同じ様にできるようになります。採血に使った針やシリンジなどの医療廃棄物は、後日、回収させていただいています。
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この回答の相談
11歳、日本猫体重6.6kgのオスです。糖尿病が発症してから11日間入院し、退院時に一日2回1.1目盛の摂取で様子を見ると先生に言われ、退院後は毎週週末に血糖値を図るために通院しています。が、数値が良くて3… [続きを読む]
れつマミーさん (東京都/53歳/女性)
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