対象:住宅設計・構造
戸建て免震住宅にもデメリットが
戸建て住宅分野で免震工法に強いのは、開発費をかけられるハウスメーカーが多いのが現状です。
マンション同様、基礎部分に免震積層ゴムをはさむパターンなどいろいろあるようですが、建物が無事でも傾いてしまっては仕方がありません。。
マンションは現場打ちコンクリート杭など大深度の杭と免震工法を併用して効果を発揮していますので、戸建て住宅に免振工法を導入するならば地盤に対する配慮が必要となります。
また免震ゴムの劣化や基礎が動く部分のクリアランスが必要なため、民法の敷地境界から50センチのクリアランスプラスアルファ離さなくてはなりません。
横揺れに強いものが多いのですが、直下型の縦揺れに対する課題が多いのも現状です。
一戸建てに免振の技術が一般的に使われるのは少し先になりそうですね。。。
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
今耐震住宅が問題になっていますが、マンションとかではなく、一戸建てでも震度7や8でも壊れないような耐震住宅にできると聞いたのですが、詳しく知りたいのですが。
yunokouさん (千葉県/39歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A