対象:ペットの医療・健康

Re:耳の病気
外耳炎が発症する要因には、細菌感染、寄生虫、アレルギー、異物、脂漏症等の他に、耳道の構造・湿気・被毛、犬種素因、腫瘍やポリープなどの素因的要因が存在すると考えられています。 アメリカンコッカースパニエルは耳介が大きく、耳道を塞ぐように垂れている為、難治性の外耳炎が起こりやすい犬種です。 外耳炎の治療はまず炎症を抑え、感染やアレルギーの制御、異物の除去を行うことから始まりますが、基礎に素因的要因が存在している場合、長期的かつ継続的な治療を必要とします。定期的な耳の洗浄と点耳薬の使用により、外耳炎の再発を減少できることもあります。 薬を使わないで治療する方法はありませんが、治療後は草木の多いところに入らないようにする、常に耳道を乾燥した状態に保つ、といった注意を払うことにより再発予防の助けとなります。 薬物治療に反応ぁw)?オない、あるいは症状の再発を繰り返す場合や、耳疾患を引き起こす耳道の狭窄、形成不全、奇形、腫瘍等が存在する場合には、外耳道の外科手術の適応となる症例もありますので、動物病院で現在の耳の状態を詳細に評価した上で、主治医と相談して今後の方針を決めていくことをお勧めします。
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アメリカンコッカーを飼っています。外耳炎がひどく
膿のようなものが出ます。ワンちゃん病院で購入した耳用の薬を使っている時はいいのですがやめると又ひどくなってしまいまます。薬を使わないで直すよい方法はないものでしょうか。
johnleehookerさん (東京都/52歳/男性)
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