対象:民事家事・生活トラブル
回答数: 1件
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村田 英幸
弁護士
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不貞行為の立証責任
ちささん、こんにちは。
不貞行為の慰謝料を請求する場合、慰謝料を請求する側に立証責任があります。
立証責任とは、自分に有利な証拠を提出しなければ敗訴するという不利益をいいます。
立証責任の分配は、権利を主張する側にあります。
したがって、不貞行為の相手方が元夫が既婚者であることを知っていたことは、あなたが立証責任を負担します。
相手方としてみれば、既婚者であることを知らなかったという状況証拠を提出して、あなたの立証に反論していれば足ります。
ただし、元夫に対する慰謝料は、当然のことながら、請求できます。元夫が結婚して不貞行為をしていることを知らなかったということは通常はありえないからです。
大変な状況ですが、頑張ってください。
離婚の解決事例 ホームページ http://www.murata-law.jp
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この回答の相談
以前、主人との離婚問題(養育費について)でご相談させて頂きました。
その節は大変おせわになりました。ありがとうございました。
今回主人との離婚問題ではなく、主人の愛人との慰謝料請求につい… [続きを読む]
ちささん (愛知県/25歳/女性)
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