将来をシミュレーションする機会ととらえてみませんか

テリーさん　こんにちは　細井です。
不条理なことですね。
しかしながら現実にはこの会社のように取引先からの影響を気にする会社はあります。

こんなときに無事転職する方法として、いったん辞めてしまいフリーになりしばらく待ってから応募してゆくやりかたがあります。

ただこの場合、先に辞め、かつしばらく時間を要するので雇用を約束してくれるだけの強い信頼関係が前提です。

今回のケースはメールの文脈をみる限り、相談したマネジャーの方が及び腰ぽくないですか？そうだとしたら、かなり危険です。

そこで、ここは一気に走らずつぎの二つのことをやってみることをお薦めします。

１）まずマネジャーの本気度を再チェック
「策があるならそれを講じてでもぜひきてもらいたい」くらい本気かを「いったん辞めてからあらためて応募すればよいと人に聞いたのですが、難しいでしょうか」というように具体的に提案のかたちで聞きます。
それで、引き抜けないという根拠が過去の事実ベースか、単にできそうにない、という個人の思い込みか確認をしておく。

２）これをきっかけにほかの選択肢もふくめた情報収集をはじめる。声をかけてもらったというご縁は大事ですが、冷静に「ここでよいのか、ほかにないのか」ということも考えてみます。誘われると嬉しいものです。ただ転職活動は面倒なものなので、つい誘われると不採用にならない安心感もありあまりほかの選択肢を考えずそのまま入って後悔する人も少なくありません。

スカウトされる方は自分の情報ネットワークを駆使し驚くほど緻密に企業研究と転職後のイメージをシミュレーションされておられます。

ここは、誘われた会社も含めてそれ以外にも適した選択肢がないか、
広く情報収集を開始してみたらいかがでしょうか。もちろん、エージェントに相談するということもお薦めします。

きっと新しい展開が見えてくると思いますよ。