境界性パーソナリティ障害
彼女が''境界性パーソナリティ障害, DSM-4(情緒不安定性パーソナリティ障害, ICD-10)''にて対応にお困りとのこと、お見舞い申し上げます。
境界性パーソナリティ障害は''多少の遺伝的な負因と幼少期からの両親・家族との不仲・葛藤''により生ずると考えられています。不仲・葛藤は思春期・青年期以降も継続しがちですから、彼女とのお付き合いを続けられる上では、ご両親やお姉様との関係を考慮していく必要があるでしょう。
長年に渡る関係・問題ですから、根本的・即時的な解決は困難と思います。つきましては、その都度、彼女の気持ちをうかがいながら、''可能な範囲で少しずつ''ご援助されてはいかがでしょう。無理に問題を解決しようとすると、むしろ混乱や対立を招くこともありますのでご注意ください。詳しくは添付の書籍などもご参考にして下さい。宜しくお願い致します。
銀座泰明クリニック
回答専門家
- 茅野 分
- ( 東京都 / 医師(精神科) )
- 銀座泰明クリニック 院長
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。
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この回答の相談
今付き合っている彼女が、境界性人格障害と診断され、ただいま薬物治療とカウンセリングを受けています。カウンセリングに行った後は機嫌がいいのですが、病院は嫌がって行きたくないと言っています。… [続きを読む]
マロン1308さん (兵庫県/20歳/男性)
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