対象:広報・PR・IR
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足腰固めを大切に
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広報は、現在の専門ではありませんが、門外漢でもなく、元々は広報が専門でした。ですので、今現在の専門分野であるブランディングという視点から広報活動についての意見を述べさせていただきます。
御社のビジネスがBtoBなのか、BtoCなのかはわかりませんが、いずれにせよ、「上場」というものを意識すると、担当者としてはついついIR的な視点でだけモノを考えがちになるような気がします。成長性をアピールしたい、業績を評価してもらいたい、可能性をわかってほしい。それはそれで当然のことです。
しかし、上場の準備時期というのは、まずは足腰をしっかりさせる時期だというのが、ワタシの考えです。ビジョンや理念が社内共有できているか、自社の強みや他社との違いをわかりやすく語る「言葉」を持っているか、それは適切でわかりやすいか、それは社内に浸透させられているか、それらを社外に伝えるためのツールは準備できているか、等々。
ワタシが最近感じるのは、今現在上場を目指している企業や最近上場した企業は、なんらかの形で理念やビジョンを言語化したり、視覚化するという取り組みに対して積極的だということ。これはとても良いことだと思います。しかし、往々にしてありがちなのが、形は整えたものの、急成長してきたが故に、社内で意識共有ができておらず、心がバラバラというケースも見受けられます。
理念やビジョンを語る言葉というのは、一種の旗印です。旗印はまちがいなく必要なのですが、あれば何でもいいわけではありません。問題は、果たしてそれで戦えるか、です。もし戦える言葉が見出せているのなら、後は、それを社内/社外にどうやって浸透させるかといった方法論を考えればよいだけです。自社の強みをわかりやすく伝える方法論なくして、第三者に成長性を期待させるということはありえないと思います。
まずは、そんな足腰固めから取組まれてはいかがでしょうか。
評価・お礼
広報担当 さん
早速ご返答いただきましてありがとうございます。
まずは、急成長がゆえに社内の意識共有ができていないことが往々にあるというご指摘、まさにごもっともでした。
BtoBの企業として、プレスリリースなどを通じ社外にアピールすることには留意してまいりましたが、理念やビジョンの社内共有が、先立って重要であると認識いたしました。
経営陣の意向を汲み上げ、カタチにするという足場固めを今後行っていきたいと思います。
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この回答の相談
ベンチャー企業で広報担当としてマーケティング部に属しています。
具体的には、プレスリリースの作成→配信、メディア対応のほか、イベント出展、セミナー開催、キャンペーンの実施… [続きを読む]
広報担当さん (東京都/38歳/女性)
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