対象:住宅設計・構造
設計料込みで
アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。
建築家の方々が創る住宅は個性的でいいですよね。
画一的でないところに魅力を感じます。
さてここからは私が経験してきた話なので、ご質問とは少し離れるかもしれませんが
お許し下さい。
私がいつもお客様に最初にお尋ねすることは「家を建てる理由」と「予算の根拠」を
お聞きしています。
「家を建てる理由」
闇雲に家が欲しいということは比較的少なく、何らかの理由があってのお話だと思います。
例えば、両親と同居するとか、現住居が狭いとか、家族が増えたなど様々な理由があります。
その理由によって建てる家の大きさ、間取り、こだわりが見えてきます。
「LDは何帖ぐらい?、キッチンは対面式?、和室は8帖ぐらい?」という表面的な
希望も重要なポイントですが、その希望には「その家を建てる理由」と密接な関係がある
からです。
「予算の根拠」
お客様は必ずご自身で予算を考えていますが、その金額にしているのは何故なのか?を確認
しています。ローンの月々の返済額からなのか、使える預貯金の範囲なのか色々あるかと
思います。
この2点を最初にお聞きすることでお客様の家のイメージが見えてきます。
理想の家のイメージが2600万円でプレゼンされた場合と2300万円で予算はいいけどイメージが…
なんてことはよくあるケースです。
過去の経験上こうした場合、殆どのお客様は2600万円でプレゼンしたところで話を進めて
いました。
業者やハウスメーカーは予算を仕切ると、その予算で出来るものをプレゼンする傾向にあります。
それは、受注に結びつけたいから当然のことですし、痛いほどその心情もわかります。
私はお客様の「理想の家」を創る決め手になるのは、頼まれる側がいかに「本当の希望」を
聞き出すかにあると思います。
予算あってのお話ですが、そこにこだわらず理想を叶えてくれるパートナーを探されること
をお勧めします。
以上、ご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 寺岡 孝
- ( 東京都 / 建築プロデューサー )
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
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