マンションの壁と床の色について

koraion様
はじめまして。 サカイデザインネットワークの酒井です。

インテリアの雰囲気を考えるうえで壁や床のカラーの影響を検討することはとても重要ですね。
koraionさんはエレガント、オフホワイト、ベージュ・・などインテリアに対する具体的なイメージにつながるキーワードをもたれていますので、マンションのカラーセレクトでは3〜4色のナチュラル色からダーク色まで選べるシステムがスタンダードですが、レイアウトを予定する家具のカラーや窓廻り(カーテンなど) の演出のイメージからコーディネートに適した木部カラーや壁クロスをセレクトする方法が一つ。 さらに、明るく爽やかなエレガントさか、シックで落ち着きのあるエレガントさかにより、明るく・・であれば比較的明るめの木部色の内装を基本に考え、シック・・であればダーク系の木部色の内装を基本にセレクションを検討してみてはいかがでしょうか。

私も通常業務において分譲マンションのデザイン業務を手掛けていますが、たとえば、壁・天井のクロスはほとんどの場合、オフホワイトからベージュ系、ライトグレー系など極端にインテリアを主張する仕様には設定していないと思いますので、やはりフローリングや建具の木部カラーがインテリアの雰囲気を決めるポイントになると思います。　あとは、物件のデザインコンセプトによりカラー以外で「素材感」をセールスポイントに仕様設定する場合があります。　たとえば高級木材のウォールナットやチークの素材で木目を活かしたり、個性的な木目のゼブラ柄を活かした建具デザインなど、こうした要素がkoraionさんの目指されているエレガントな雰囲気に合うかどうかということも検討事項になるかもしれません。

素敵な住まいづくりをぜひ実現して下さい!