対象:住宅設計・構造
床・壁・サッシの表面温度を上げないと解決できません
外気温2度 室温11度なら 樹脂サッシの表面温度は、5-6度でしょう
この温度で表面温度をさせない為には、
カラカラの湿度環境(20度で30%程度)が求められます
それでは、健康な暮らしは出来ないことになります
室温を就寝時でも15度以上を維持しないと、サッシや床や壁の表面温度が上がらず
表面結露を起こします
このときの相対湿度は結露対策で言えば55%程度が望ましいところです
そのためには、暖房をする、換気をする その両方が求められますね
室温が急に下がると言うことは、気密性能に弱点がありそうです
床と壁の断熱材が50mm、天井が75mm、ペアガラスの樹脂サッシという組み合わせですが
これは、平成4年制定の新省エネ基準レベルの断熱厚さです
平成12年に制定された次世代省エネ基準の断熱厚さは
滋賀県でも床・壁100mm天井200mmが推奨されています
床壁は、これからの工事は難しいとしても
天井裏なら断熱材の追加が出来そうですね
ペアガラス入り樹脂サッシを採用されたことで、設計士さんは
「暖かい家」と表現されたのでしょうが
気密性能に弱点があれば、断熱材の性能が十分に発揮されず、
「冷えやすい家」になってしまいます
天井の断熱材を厚くする、気密性能を上げる、これくらいなら、
大きな負担にならず改修できそうです
一度、断熱気密の専門家に相談して、気密測定を受けてみてはいかがでしょうか
タタミのカビ防止の手っ取り早い対策は
布団を敷く前に、厚さ20-25mmのポリスチレンボード系断熱材を敷いてから
布団を敷くと、カビの発生防止ができると思います
ホームセンターなどで1枚千数百円で売っていると思います
お試しになってはいかがでしょうか
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この回答の相談
新築に住み始めましたが、寒いんです。
最近の朝の外気温は2,3度 室温は、寝室で、家族4人が寝ていますが、11度位です。廊下や寒い部屋では、9度位になっています。暖房はエアコンを使用。廊下、洗面に… [続きを読む]
kaminakaさん (滋賀県/36歳/女性)
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