対象:お金と資産の運用
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渡辺 博士
ファイナンシャルプランナー
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日本の資産クラスへの考え方
ファイナンシャルプランナーの渡辺博士です。
現在、サブプライムショックによる世界の金融株を中心とする大きな調整をしているところです。
そんな中、私たちは日本に住んでいることから、日本の株式や債券などへの投資スタンスを迷ってしまう所だと思います。
現在日本株式は、世界の中で一番下落が激しい地域となってしまっております。
ポートフォリオを見直すに当たり、資産運用を考えるには当然日本株も見逃せません。
なぜならもしも今日が底値なら、これから上昇するもっとも優秀な資産クラスかもしれませんし、又多少保有しているなら、株価や基準価格を押し下げる要因ともなり最高にいい状態であるとも受け止められます。
債券に至っては、どんなに債券価格が振れても償還まで保有すれば、日本債券ならほぼ確実に元本に戻るのですから、預貯金と比べれば日本債券の方が有利であることは間違いないでしょう。
いずれにしましても、資産運用は長期保有が大前提ですから、半年や1年で売却するなら、それは投資スタンスが間違っているということ。
例えば5年10年保有するなら、今のサブプライムショックはほんの一瞬の出来事ですから、逆に安く買うことができる絶好のチャンスであると言うことになります。
キーワードは長期国際分散投資です。
私も新興国の比率を高めたいところですが、それをすれば分散投資の考え方を歪めてしまいます。
ポートフォリオを考えるなら、いかなる資産クラスも均等配分です。
すでに存在するポートフォリオの見直しでも、均等配分にリバランスするだけです。
長期国際分散投資とはそういうものです。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
現在の市場を踏まえ、ポートフォリオを見直しております。先行きが明るいとは言えない景気の今、日本の商品の比率はどう考えるべきでしょうか。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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