対象:精神疾患治療
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ルーランはじめ向精神薬について
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''ルーラン(一般名ペロスピロン)''は適応症として統合失調症があげられておりますが、セロトニン1Aアゴニストとして''抗不安作用''も持ち、重症の不安障害やうつ病・せん妄などにも用います。錐体外路症状や内分泌症状などの副作用は他の抗精神病薬に比べ少なく、''安全性の高い''薬だと思います。強いて難点を言えば効果が弱いところです。
つきましてはどうぞ安心して''トライ''されてはいかがでしょう。合わなかった時は、また別の薬に''チャレンジ''してみることです。精神科の治療はなかなか理屈通りに行きません。一応のガイドラインやアルゴリズムは示されていますが、その患者様ごと''試行錯誤''を繰り返しながらより良い処方や治療に''辿り着く''ものです。なおバレリン(一般名バルプロ酸)は合わなかったようですが、「脳が萎縮する」ことはありませんので、どうぞご安心ください。宜しくお願い致します。
茅野 分(銀座泰明クリニック)
評価・お礼
典子 さん
夜間に、早々お返事ありがとうございました。調子が良いようなら、いいといって、別に処方されませんでした。悩んだわたしは、なんだったのか・・な?すみません。主治医も薬を減らす方向なので、だったら、なにかへらしてほしかったよな・・ぶつぶつ。
薬は、いぜんと変わらずデイケアにぼちぼち通うようにさらっと言われました。
バレリンは、本当に、脳が、ぐしゃっとなるような締め付けられていくような感じだったので、その不安がうえつけられてしまっていました。本には、重大な副作用、脳の萎縮とかいてありました。実際に脳が萎縮することは、ないそうですが、薬で苦しむのは、イヤなので、不安になってしまいご相談させて頂きました。ありがとうございました。
回答専門家
- 茅野 分
- ( 東京都 / 医師(精神科) )
- 銀座泰明クリニック 院長
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