対象:心の病気・カウンセリング
不登校、摂食障害、昼夜逆転
高校2年生の娘様が不登校、摂食障害、昼夜逆転になりながらも、受診を拒まれていらっしゃるご様子、心よりお見舞い申し上げます。
摂食障害の方々は自分が病気であるという認識、いわゆる''「病識」''が欠如していることが少なくありません。痩せ細った体こそ最も美しいという''「ボディイメージの障害」''を生じており、現状が病的であり、治療を受けようとはなかなか思えません。
つきましては''ご家族の方々のみ''でも先に精神科医とご相談していただき、ご本人への対応を検討されてはいかがでしょう。ご本人の受診は後からでも構いません。
摂食障害とは現在のところ生物的・心理的・社会的な複合疾患と考えられています。ご家庭の''環境や対応''を変えることでご本人の気持ちや行動も変化するものです。
また''「家族で支える摂食障害―原因探しよりも回復の工夫を」''伊藤 順一郎 (編集) もご一読されることをお勧め致します。どうぞお大事にして下さい。
茅野 分(銀座泰明クリニック)
回答専門家
- 茅野 分
- ( 東京都 / 医師(精神科) )
- 銀座泰明クリニック 院長
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。
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この回答の相談
高2の娘のことですが、2年ほど前から拒食から過食になり昼夜逆転の生活が半年ほど過ぎました。診察を受けたいのですが、本人が納得しません。どの様に対応したらよいでしょうか?
まるみやさん (福岡県/48歳/男性)
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