対象:生命保険・医療保険
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生き続ける費用
FP佐藤です。
主婦の死亡保障額についての論議をまとめてみてますと、総じて「葬儀費用として200〜300万円程度を終身保険で」といったものが一般的のようです。
ただ、もっと深く考えていくと次のようなケースは家族にどんな影響があるでしょうか?
パート収入で家計を支える妻が、事故などが原因で一生涯車椅子での生活をする状況です。
1、まずそのパート先で勤務を継続するのは難しい場合があります。
2、玄関ドアからリビングまでの動線、トイレやお風呂、寝室に至るまで階段や高い段差があっては車いすで移動ができません。
3、外から玄関ドアまでの段差がある場合や、階段がある場合、工事が必要です。
4、乗用車が生活の必需品ならば、買い替えも必要でしょう。
このような状況になれば、障害年金として国から年間80万円程度を受給できても、上記のような初期費用はありません。ここはひとつ民間保険で備える必要がありそうです。
人は死んだら終わり。死んだ人にはお金はかかりません。
生き続けることが、お金がかかるんですよね。
車いすに限らず、両眼の視力を全く失ったケースなどいくつか定められていますが、このような場合は生命保険契約上の「高度障害」状態に該当し、死亡保険金額と同額が受け取れます。
もし、自分の妻が・・・あるいは私が車いすの生活になったら・・・
と考えてみてください。何をしなければいけないか?何ができなくなるのか?
葬儀費用としての200万円以上は、どうやらかかりそうです。
最近は、掛け捨ての定期保険も割安感がでており、30代女性で1000万円の保険金で60から65歳までの保障を確保しても月々2500円前後の保険料なので、そんなにご負担にならないでしょう。
老後の葬式代は、子育てが終わってから備えても遅くはありません。
定期保険選びの際は、保険金額の範囲内でかつ、健康状態の告知不要で終身保険等に変更できる「変換権」がある保険会社・商品を選択していれば、安心ですね。
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