対象:住宅設計・構造
ガルバリューム鋼板の屋根
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まぶちさん今晩は。想設計工房の小島です。
僕も、屋根にガルバリューム鋼板を良く使います。
雨の音ですが、鋼板の振動で音を発生しますから、そのすぐ下に音を吸音する材料を置くことが
効果的です。
僕が良く使う材料は、シージングボードと呼ばれるもので、木の繊維をボード状にしたもので、12mmの厚さがあります。これを野地板とガルバリューム鋼板の間に入れると、鋼板の振動を防ぎ、吸音するようになります。多少の断熱性もありますが、基本的に別の方法で断熱はしっかり考えた方がよいと思います。
写真は、野地板の上にシージングボードを引いた所ですが、この上に防水のルーフィングを敷いて、ガルバリューム鋼板を取り付けるようになります。
この家では、外断熱ではありませんが、垂木の間に高性能断熱材を嵌め込むようにして、その上に通気層を取っています。今年の猛暑を経験していますが、効果は十分に出ているようです。
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この回答の相談
グレー色ガルバニウム鋼板瓦棒葺きを提案されています。私たちは2階にLDKプラス和室にする予定です。
ガルバニウムだと、雨の音、断熱のやり方が重要だとここでもよく述べてありますが、どのように… [続きを読む]
まぶちさん (島根県/36歳/女性)
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