購入前の環境調査はとても大切です。

こんにちは。
不動産コンサルタントの鎌倉靖二です。

住宅購入にあたって、周辺環境の変化の可能性について
事前に十分調査しておくことはとても大切なことですね。

工場用地の今後については、次の２通りが考えられます。
a.　所有者が継続所有し他用途で活用する
b.　他人に売却してしまう

a　の場合は、その工場用地の所有者（会社）に直接
問い合わせるのが早いでしょう。
b　の場合、通常だれに売ったのかわかりません。
この場合はまず新所有者を調べた後、新所有者に
今後の利用について聞くとわかるかもしれません。
（教えてくれるかは聞いてみないとわかりません）

新所有者を調べるには、管轄の法務局に行って当該地の登記簿を
閲覧もしくは謄本を取得するという方法があります。
もし土地（建物）所有権の移転登記が完了していれば、
新所有者がだれかはわかります。
（閲覧、謄本取得には費用（登記印紙代）がかかります。）

でも移転登記が完了していなければ、従前の所有者しかわかりません。
この場合は、以下のようにして今後の利用方法を
調べることが考えられます。
（以下の調べ方では電話代・交通費くらいしかかかりません）

・元の土地所有者（工場を操業していた会社）に直接問い合わせ、
誰に売却したのか、どのように利用される予定か等を聞く。
・購入予定物件の不動産業者（売り主、仲介業者）に聞く。
・その工場跡地の近くにある不動産業者に聞く。
・役所の都市計画課に開発許可（申請中、許可済等）の有無を問い合わせる。

住宅購入後、環境の変化で後悔しないよう
可能な限り調べてみてください。

ちなみに弊社での調査項目は以下に掲載してあります。
参考にしてみてください。

http://www.darwinsystem.net/supporta/007.html