対象:お金と資産の運用
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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3つ目の財布の配分方法
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デイジー2様 お久しぶりです。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
前回も申し上げましたが様々な実証研究によれば資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。従いまして資産配分を検討されてポートフォリオを組む手順をお勧めします。
デイジー2様のお考えに沿う、資産配分と運用には2通りあります。
?3つの財布全体の資産配分を検討後、全体を再配分した後にご自分の財布で調整を図る方法と
(現況ご主人の運用は、日本株が主のようです。この場合、期待リターンは6.0%〜7.8%でリスクは19.3%〜21%になります。)
?デイジー2様の財布だけで資産配分を決定後、配分を決定する
?がベストですが、記述を拝見すると難しいように拝察しますので、?のアドバイスになります。
デイジー様の期待リターンを年5%と『私はリスクを大きくとらないほうが良いのではと感じています。』
には後述したリターン/リスクから、資産配分に若干ずれが生じます。もし、デイジー様が5%の期待リターンをお求めになるならば、債券比率を下げて株式の比率を上げる投資配分になり、リスクは上がります。
私はご使用する用途も考え、若干期待収益率を下げ資産配分を定期預金(ネットバンク)、国内債券(国債)、国内株式、外国債券、外国株式の5資産に均等配分する、期待リターン3.5%、リスク8%のパターンをお勧めします。
追記します
補足
なお、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。私のHPにインデックス・ファンド、日本のETF(上場投資信託)と日本で購入できる海外のETFを掲載しています。ご参照下さい。
http://www.officemyfp.com/toushishintaku-7.html
企業年金連合会の公表数字を使用した場合のリターン/リスクは、日本債券期で1.5%/5.0%、日本株式6.0%/21.0%、外国債券2.5%/12.5%、外国株式7.0%/19.5%ですし、私が持つイボットソン社データでは1970年〜2006年末で、国内債券6.4%/3.8%、国内株式7.8%/19.3%、外国債券3.7%/10.6%、外国株式7.9%/18.5%です。 なお、投資信託で運用した場合は、このリターンからコスト分(販売手数料・信託報酬等)が低下します。
私のHPに資産配分シリーズとして資産配分検討表とともに、参考のため、皆様の年金を預かり運用している、年金基金や企業年金連合会の資産配分、そして各資産クラス別の期待収益率を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
東京での面談が困難なお客様とはメールによるご相談をお受けしています。宜しければご検討ください。
評価・お礼

デイジー2 さん
前回に引き続き詳しくご説明いただいてありがとうございました。私の場合、やはり夫の資産運用(リスク過多)とのバランスのとり方が難しく感じます。リスクをとらずにとすると5%でも高いのですね。再考してみます。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
オールアバウトへの質問をきっかけに資産運用について少しですが学びました。が、事情があり3つの財布の配分が決まりません。良きアドバイスをお願いします。
私(専業主婦)の資金1900万(う… [続きを読む]
デイジー2さん (群馬県/37歳/女性)
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