対象:住宅資金・住宅ローン
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栗本 大介
ファイナンシャルプランナー
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制度に振り回されないようにしましょう
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inaemiさん、はじめまして。
FPの栗本と申します。
住宅の購入を悩まれている理由が「住宅ローン減税」であるならば、あまり気にしなくてもいいのではないでしょうか。
といいますのも、住宅ローン減税で戻ってくる所得税は最大のときでも「年末の住宅ローン残高の1%」ですから、仮に2,500万円のローン残高があっても25万円です。
それに対して、もし2,500万円のローンを30年返済で組めば、現在の金利水準(約3%)で計算しても、総額で約3,790万円の返済となりますから、利息額が1,290万円。1年に換算して43万円程度になります。
ということは、住宅ローン減税がなくなったとしても、「ローンを組まずにキャッシュで購入」した方が有利と考えられますよね。
しかも、家を買われるまでの間、現在の貯蓄(約2700万円ほどでしょうか)を預けていれば、1%の金利でも27万円の利息を受取ることが可能です。
そもそも、住宅ローン減税は平成20年末以降も、形を変えて存続する可能性がある制度です(もちろんなくなってしまう可能性もありますが・・)から、それを理由に住宅の購入を急がれる必要はないと思いますよ。
評価・お礼
inaemi さん
具体的で、大変わかり易いご回答、ありがとうございます。
住宅ローン減税に関して、ほんの少しばかり聞きかじっただけで、今回のような質問をしてしまったのですが、とても勉強になり、今後への意欲がさらに沸いてきました。
また質問させて頂くことがあるかと思いますが、その際は、よろしくお願い致します。
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この回答の相談
夫33歳 私32歳 結婚5年目に入った子供なし夫婦です。
二人とも月給約23万 ボーナ年間約2ヶ月程です。
現在、家賃8万食費2.5万他…私が夫の分も管理して、
住宅購入を目指し倹約に努めており、
私の毎月の… [続きを読む]
inaemiさん (東京都/32歳/女性)
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