年下犬が遊びたくてちょっかいを出すについて
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ご相談ありがとうございます。
とてもよくあるケースですが、毎日のこととなると大変ですよね。
ポイントは「1歳犬の遊びたい衝動のコントロール」と「4歳犬のストレスの軽減」の両立です。以下に、状況の整理と対策を分けてまとめます。
現状の理解
・1歳犬(若犬)は社会性を学んでいる最中で、先住犬を遊び相手とみなしている
・4歳犬(成犬)は落ち着いたい時間が多く、若犬のしつこさに困っている
・唸る・軽く噛む行動は「やめて」の合図で、しつけ的には正常範囲内
・ただし、頻度が高くなると 関係悪化や怪我のリスクが出てくる
*対策:5つのステップでバランスを取る
1.先住犬に「逃げ場」を作る
・ケージや高いソファ、段差のあるスペースなど、1歳犬が追いかけてこられない場所を確保
・「そこで休めば安心」という経験を重ねることで、ストレス軽減につながります
2.1歳犬のエネルギーを別で発散させる
・散歩や知育玩具、引っ張りっこ、トリック練習などで運動・頭の刺激を増やす
・十分に発散させてから先住犬に近づくと、しつこさが軽減します
3. 接触は「人が管理」する時間をつくる
1日30分〜1時間程度、「一緒にいても穏やかでいられる」よう飼い主が介在して遊ばせる
・並んでおやつをもらう
・並んで伏せ・待て
・短時間だけのじゃれ合い後に強制終了
これを繰り返すと、「落ち着いた関係でも一緒にいられる」と学習します
4. しつこい行動には一貫してストップ
耳を引っ張る、飛びかかるなどの行動が出たら
・すぐに中断(クールダウンタイムや別室へ)
・できれば無言で。構うと「反応=報酬」になります
落ち着いたら再び接触させ、「穏やかに接していれば続けていられる」経験を積ませます
5. 4歳犬にもポジティブな経験を
・若い犬のそばにいるときにごほうびをあげることで、関係への印象を改善
・飼い主とだけの時間も作り、「取られた」という不満を減らしましょう
* 注意点
唸りや軽い噛みつきは正常な教育行動であり、無理にやめさせる必要はありません
ただし、流血・怯え・無気力などが見られる場合は専門家(獣医師+ドッグトレーナー)への相談をおすすめします
*補足アドバイス
・もし1歳犬が先住犬としか遊びたがらない場合は、月齢の近い犬との交流(ドッグラン・しつけ教室など)も検討を
・自宅内での環境分け(サークル・ゲート・時間帯の使い分け)も有効です
ご参考になれば幸いです。
評価・お礼

ぺっこ さん
2025/06/09 21:01
沢山のアドバイスありがとうございます!
実践してみます!
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
トイプードル1歳メスが、先住犬トイプードル4歳メスと遊びたくて耳を引っ張ったり飛びかかったりします。
先住犬は嫌がり、唸ったり噛み付いたり(本気では無いけど怒ってはいます)します。
1歳犬… [続きを読む]
ぺっこさん
(大阪府/41歳/女性)
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