強迫観念とこだわり
Namikenさん、こんにちは、「強迫観念からくる確認行動は、ほぼ徒労に終わっているような気がするのですが、何故でしょうか。」答えから言えば、頭(心)の中で起こっている観念だからです。確認行動が伴わなくても、事実とは関係なく観念に支配されているからだと思われます。発達障害を抱えているとありますが、“なにか”へのこだわりがあるのだと思います。それが強迫観念へと繋がっている可能性もあると思われます。一度心療内科等で診断を受けてその関係を聴いていると良いと思います。
強迫性障害だとすれば、強迫観念に対して精神的苦痛が伴っていると思います。いわゆる強い不安や恐怖です。それを打ち消すために確認行動が行われます。その不安や恐怖を和らげるためにお薬も必要なります。認知療法とありますが、認知行動療法であれば、日常の行動ベースに具体化され、それを確認しながら進めていくことになります。
「落とし込みまでのプロセス見直しなどの確認行動を行う→落とし込み結果は変わらず、その確認行動は無駄だった」とありますが、プロセスの見直しを再度、行動レベルで見直し必要かもしれません。充分に見直しての確認行動であれば、何らかの変化が起こるはずです。
認知行動療法の進め方は専門の先生と行っていますか。自分一人では難しいと思いますので専門の先生に問い合わせてみると良いと思います。
発達障害におけるこだわりであれば、それも個性ですので、個性として割り切ることも大切だと思います。周りからすると、「そこまで…」といわれても、その個性で成功されている方もたくさんいます。個性としてのこだわりがあるために結果が出ないのかもしれません。自分の個性としてまわりにも理解してもらうことも必要かもしれません。答えにならなかったかもしれませんが。少しでも見直しのきっかけになったとしたら幸いです。
回答専門家
- 佐藤寛朗
- ( 心理カウンセラー )
- ミック研究所 理事長
カウンセリングは自分探しの共同作業
カウンセリングを始めて20年以上、カウンセリングの基本的なスタンスは相手に応じて方法論は変えていますが、カウンセリングの妙は一期一会の縁と出会い、そこに不思議な意味を感じています。
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