対象:一般歯科・歯の治療
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山内 浩司
歯科医師
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MUSHIBA治療後の疼痛について
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虫歯がエナメル質を越え、象牙質に及んだ場合に虫歯のそれ以上の進行を抑制することを目的に虫歯治療を行います。歯は無機質の硬い結晶ですので一般的にはダイヤモンドで必要最小限の歯質を切削します。物を削るときには発熱が起こりますね、発熱は歯質や歯髄に悪影響を及ぼしますので、歯医者さんの道具は注水を同時に行えるようになっています。それでも歯を削られることは歯髄に刺激をもたらします。また、削った部分を補填するために人工物を使用します。アマルガムやレジン、金属などを歯に付けるセメントなどは、操作性の良い状態から何らかの科学的変化を利用して固めます。この科学的刺激も象牙質を伝わって歯髄に刺激をもたらすことがあります。この様な刺激に対して、歯髄が充血し、内圧が上がると知覚過敏が起こってしまうことがあります。これも術後のお痛みの要因かもしれません。通常は時間の経過とともに和らいできます。しばらく状態の変化を確かめ、お痛みが癒えるのを確認された後に他の虫歯治療をしていただくようにされてみてはいかがでしょうか。
日本はいよいよ秋の装いです。オーストリアには一足先に冬がやってくるのでしょうね、お大事になさってくださいませ。
評価・お礼
サーシャ さん
冷たいものを飲んだり、強く噛むたびにまだ痛みが伴っています。きっと知覚過敏になっているのですね。一度その担当医に敏感になっていると言ったところ、薬のようなものを塗ってくれたのですが変化はありません。時間とともに痛みが和らぐことを期待して、もう少し様子を見てみようかと思います。
丁寧なご回答ありがとうございました!
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