対象:家計・ライフプラン
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選択にあたっての参考意見です
jun1891h様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談内容をざっと拝見し、仮に私が同じ立場としたら、家族寮を選ぶと思いました。
というのも、経済の原則から言えば、賃貸と購入のどちらかが一方的に有利とはならず、本来は、市場原理で価格が形成されるところ、今回は、相場よりも大幅に安く家を借りられる前提があるので、その前提がない他の人よりも有利になるというわけです。
なお、賃貸だと資産形成にならないと考える方も多いですが、住宅を購入したとしても、ローンの利息や維持管理コスト、固定資産税等がかかり、建物は使用に伴って価値もさがるので、長期で見て大きな資産価値が残るとは限りません。
資産形成は、他の方法でも可能です。
例えば、浮く家賃を元手に、REIT(不動産投資信託)などの金融資産で運用する方法も考えられます。
浮く家賃が、仮に毎月10万円として、23年間積み立てると、元本ベースで2,760万円。
その間、仮に、年4%で複利運用をしたのと同じ成果を得られるとした場合は、23年後には、約4,516万円になります。
※税金・手数料は考慮せず
23年後の日本の人口は、1千万人以上減る見込みですから、需要と供給の関係から、中古住宅は安く買えるかもしれません。
あと、今時、年4%の運用なんてありえないと思われるかもしれませんが、きちんと勉強しながら取り組めば、それほど難しい数字ではないと個人的には考えています。
当然リスクは伴いますが、現物の不動産でもリスクがあるのは同じです。
また、投資信託であれば、少額から分散投資ができるので、REITだけでなく、株式型や外国債券型の投資信託なども組み合わせられます。
ただ、お金の損得よりも、どこでどんな暮らしをしたいかの方が重要なので、考える順番は前後しないよう、ご注意ください。
参考意見です。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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この回答の相談
私(37歳)年収800万円、貯金2000万円
妻(36歳)主婦
長女(3歳)、長男(1歳)、次男(妊娠中)
現在、都内の勤め先の家族寮(3LDK)に月額5万5千円で住んでいます。もし家を買うならば、長女が小学校に入学… [続きを読む]
jun1891hさん (東京都/37歳/男性)
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