対象:お金と資産の運用
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貯蓄の一部を上手く運用して増やしたい件について
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ちゃこ424様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
ご質問の件、まずはじめに、金融商品には、それぞれ長所・短所があり、100%良い商品や100%ダメな商品はないとご理解ください。
それを利用する人にとって、合っているか、合っていないかが重要です。
例えば、終身保険であれば、将来的に死亡保険金として遺族が受け取ることで相続税の非課税枠を使えることがあり、資産運用と合わせて、相続税対策もしたい人などであれば、使い勝手があるといえます。
(今回は、おそらくあてはまらないケース)
なお、お書き頂いた変額終身保険は、外貨建てで定額部分と変額部分に分けて運用するなど、複雑な仕組みを採用しているので、その部分を理解できるかどうか、理解が難しければ、もっとシンプルな商品を選んだ方がよいかもしれません。
あと、代理店は自社に利益が高い商品を提案するか、については、いちおうご商売なので、確かにその傾向は出ると思います。
ただし、きちんとした代理店であれば、リスクやコストなどは親身に説明してくれるはずです。
一方で、イデコやつみたてNISAなど、保険代理店の利益にならない分野は、概要説明のみになりがちといえます。
もし保険商品の紹介だけでなく、ライフプランに合わせた金融商品の活用全般について相談したい場合は、個人営業のFP事務所(有料相談)を利用するのもひとつの方法です。
例えば、物価の上昇に負けない運用を目指すとか、老後の資金や教育資金の準備に向け、目標リターンを立てて運用するなど、目的をもって、より綿密なプランのもと運用を考えたい場合などに向いています。
評価・お礼

ちゃこ424 さん
2019/03/01 20:56
初めまして、アドバイス有難うございます。
おっしゃるとおり、死亡保障については今回は重要視していません。
変額終身保険の内容は担当の方に一通り説明して頂きましたが、確かに複雑な内容で正直あまり理解出来ていません。。
多分近々担当の方からまた連絡が入ると思うので、そのときに再度説明をしてもらおうと思います。
有難うございました。
森本 直人
2019/03/02 15:02
評価・コメントありがとうございます。
一時払い終身保険は、死亡保障目的というよりも、相続税対策のために、死亡保険金として受け取れることに意義を持つ方が多い気がします。
あと、現状で米国10年国債の金利は、年2.75%くらいあることを基礎知識として入れておいてください。
シンプルに米国債を買うだけでも米ドルベースの元本保証で、15年後に投資元本の1.5倍くらいの運用成果を期待できるわけです。
※税金・手数料は考慮せず
この商品の変額部分は、代わりに、ハイリスクハイリターンのレバレッジ型投資信託などを組み合わせてもよいかもしれません。
ちなみに、「売りたい商品を売る」のではなく、相談者の側に立って、あらゆる選択肢について、メリットもデメリットもすべて丁寧に説明している個人営業のFP事務所もあります。
多くは地道な個人営業なので、派手な宣伝等はしていませんが、ぜひ、そういった存在もあることも、知っておいていただけると幸いです。
回答専門家

- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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この回答の相談
先日、保険の相談窓口で「貯蓄の一部を上手く運用して増やしたい」という旨を相談したところ、
マニュライフ生命の「未来を楽しむ終身保険」を勧められました。
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ちゃこ424さん (兵庫県/32歳/女性)
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